まず、元日に発生した能登半島地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
このブログを読んでくださる方の中にもご本人、またはご家族やお知り合いの方が被災されたという方、落ち着かない年始休みを過ごされた方もいらっしゃるかもしれません。
どうか、1日も早い復興をお祈りいたします。

 
 
 
 

年末年始の休業も束の間、新年一発目にご紹介するにふさわしいブランド「CLASS」が先日入荷しました。
 

既に店頭でご覧いただいている方もいらっしゃいますが、やはり見る人を唸らせている様子。
 

一挙にご紹介したいところですが、まず気になったモッズパーカーをピックアップ。

 
 


形は古着好き、ブランド好き問わず洋服好きには馴染みの深いモッズパーカーがベース。
モッズパーカーに用いられる最低限の特徴的なディテールは残し、簡素化させた作り。
 




 
悶々とした色味のピンクはロープ染色によって染められているため糸の芯まで染まっておらず、ブリーチによる色落ちに加え、使い込むたび色が落ちてくるそうです。

 
 
 


CLASS
CHEMICAL BLEACH DENIM PARKA / CCES16UNI A(Size:2)
CLASS
AIRY DRY STRIPE JERSEY L/S TEE / CCES20UNI A(Size:2)
F.LLI GIACOMETTI
Wing Tip Kilt Monk Loafer – ANILOU / FG462(Size:41)
 

マスタード色のパンツと合わせても反発する事のない、優しいピンク。
 

実際着てみると一番に感じるのはその丈のバランス。
ガバッと羽織るイメージのあるモッズパーカーのまま着用すると第一にやや短めの丈の違和感に気づくはずです。
 


フードの形、深さもポイント。
本家モッズパーカーは、寒さや危険から身を守るため、顔が隠れる程深いフードがついているのに対し、モッズパーカーのみならずファッション的に作られるパーカーはフードが浅かったり、被ると引っかかってストレスになったりと、イマイチ気に入らないものが多い、、、
 
このモッズパーカーのフードは立定的なパターンですっぽり頭を覆い隠し、ストレスフリー。
そこまで計算されているのかはわかりませんが、痒いところに手が届くのもこのブランドの魅力の一つです。
 

インナーに着たTシャツもCLASSの新作ボーダーT。
プリントによるものではなく緑とベージュは生地が違い、ベージュの生地は薄く、ほんのり透けて見えます。
 
 


GR10K
KNITTED BEANIE / Black
CLASS
CHEMICAL BLEACH DENIM PARKA / CCES16UNI A(Size:2)
CLASS
PLEATS RIB TANK / CCES18UNI A / Ecru(Size:2)
ENZO BONAFE per Le Yucca’s
T-STRAP SHOES / Karena/U – VITELLO / Y34822(Size:41)
 


夏にデザイナー・堀切氏に伺った、「夏にショーツと合わせて欲しいからこの丈にした」ということをスタイリングをしながら思い出しました。
今シーズン、CLASSからリリースされるショート丈のボトムス(スカートを含む)の型数を見て納得。
そんな提案を見過ごすわけにはいかず、極寒の住吉でタンクトップ、ショーツと合わせて早速撮影。。
こんな格好ができるのはかなり先になりそうですが、世界観が伝われば幸いです。。。

 

足元は同じく新入荷のLe Yucca’sのT-STRAP。後日改めてご紹介します。

 
 
 
 
 
 

いつも期待の”一歩上”をいってくれる、CLASS。
当然のように期待を遥かに超えてくるアイテムもありますが、このパーカーはまさに”一歩上”です。

僕が思うCLASSの”一歩上”は比較的ベーシックさのウエイトが高いもの。
ベーシックだけどどこか不思議、というアイテムが必ずコレクションに存在するCLASS。

それらがコレクション内でアイテムが犇めき合って成り立っているような気がします。

 
 

ご紹介できていないものも含めて他にも多数入荷しております。
その他のブランドも今後毎週のように入荷がございますのでお見逃しなく。

 
 

ぜひ店頭でお待ちしております。
 
サカニシ

Posted by:sakae